飾り原稿用紙 綾至極

飾り原稿用紙「綾至極」の最大の特徴は、全体のゴシックイメージです。サブカルチャーにおけるゴシックの神秘性や退廃性というイメージを踏襲しつつ、同時に文房具的要素を織り交ぜています。

周囲のデザインはゴシック調に見られる鋭い波や鋭角的な菱形などを配置しています。魚尾の上部にはガラスペンを携えた羽を持つ女神を配置し、その下に鍵と鍵穴を置いています。

文字を綴りながら、「心にひそむ魔法の扉を開ける」ことをイメージし、ガラスペン記述との相性の良さも特筆すべき点です。また他の飾り原稿用紙同様、５行、５文字おきの目盛りをデザインにとけ込ませています。

そして、名前は監修者の小日向京氏が「ゴシックモチーフが映える至極色（深い紫）に思い思いのインク色で自分だけの綾（あや／文）をしたためる」という意味を込め、「綾至極」（あやしごく）にしました。

紙は「キンマリスノーホワイト」で、内容量は50枚です。